
千葉県袖ケ浦市にある曹洞宗のお寺「真光寺」は、1556年(弘治2年)鷹山厳召大和尚により開山されました。
500年以上の時を経た今、「真光寺」では檀家や信徒の協力を得てお寺全体の整備や古くなった伽藍の修繕を行い、釈尊本来の信仰の場に相応しいお寺としての姿を整えています。
また、坐禅会や里山再生活動、上総自然学校などを通じて、人々が集いそして心を休めることのできる、開かれたお寺を目指しています。
その一環として、従来の墓石にかわって木を植える埋葬方法の樹木葬を執り行えるよう「真光寺樹木葬墓苑」を建立しています。
樹木の下に埋葬された遺骨は、歳月とともに土に還り、その土の中から草木などの新たな命が育まれていきます。
こうした、生命や季節が繰り返される長い歳月をかけ、真の意味で肉体が自然に帰り、墓苑は緑豊かな森へと変貌してゆきます。
ちなみに、樹木葬は故人のための永代供養墓となることから、従来の墓所、墓石の継承を前提とした檀家になる必要はありません。
「真光寺」の理念に賛同できる人なら、宗派を問わず一般の人だれもが利用することができます。